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基本情報 名前 フォーゼ・デルト 生没 ラドリザン (6865~6941) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国将軍。 シグリア攻略戦の直前に、グラスシードの元へ派遣された将軍。 飄々として掴みどころがないが、シグリア攻略戦、ランドヴァルク作戦において、グラスシード部隊の将軍として役割をこなし、将器を見せる。 特に、サムルトンの裏切りにより撤退し、カシルスの都に篭城、その後撤退するときは、自ら殿軍を志願、軍師アレスが「確実に戦死する任務」と明言したにも関わらず、彼は奇跡の生還を果たした。 その後、牙谷の戦いにてパレス滅亡に、サムルトン遠征にてサムルトン滅亡に大きな功績をあげ、フェリサスによるクーデターが起きると、グラスシード軍としてカオスクラウンの戦いに参戦する。 グラスシードが皇帝に即位した後も彼に忠誠を誓ったが、皇帝となったグラスシードは、権威を振りかざし、それまでの様な接し方を禁止、これに対して苦言を口にしたフォーゼは辺境に左遷させられ、以後は歴史の表舞台に立つことはなくなる。 人物 ひたすら軽い男で、グラスシード軍のムードメーカー的存在。極地で精神的に追い詰められた仲間をその持ち前の楽観的発言で幾度となく緊張をほぐした。 関連項目 CHAOS CROWN
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仮面ライダーフォーゼ 如月弦太朗がアストロスイッチによりコズミックエナジーを纏い変身した仮面ライダー。 ロケットを模した頭部と宇宙服を模したボディを持ち、バックパックからの噴射で姿勢制御できる。 最大の特徴は四肢に配置された「フォーゼモジュール」システムであり、アストロスイッチを押して四肢のいずれかに形成するモジュールと呼ばれる武器を駆使して戦う。 アストロスイッチを戦術に合わせて換装することで様々な戦況に対応可能な汎用性を持つ。 現在は23番までのスイッチが使用可能。 フォーム ベースステイツ 「ロケット(右腕)」「ランチャー(右脚)」「ドリル(左脚)」「レーダー(左腕)」のスイッチで変身する、フォーゼの基本形態。 基本カラーは白。特殊な能力などはないが、全体的に能力のバランスが取れている。
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フォーゼ | / >.. レ ' ,'`丶/ f!' 丶、 | | ', ゝ|!、 丶、 V/ ! '., !l >-、 丶 、 ト<| '., i! ,' .. f≧\ ゝ丶丶、 '., ∨ } ヘ 丶. __ . ', >、 '.,ゝl .! ! ∨´`¨ _...--、 / ≧ュ─‐‐、 V/{´¨ .丶. ゝ. ._イ i | |─、 _..≦ < \ / /¨¨ミ、 〕! ヽ.’. } ¨¨ }! | ! X ,へ、 丶、 ._ {___彡' __r─=へ \ヽ .ノ | リ ヘ 丶`丶. \ }! |l / >\j! ト. ノ丶< ノ 〃 .. ', ',|丶\j! || / ヘ ヽ. }!、 \ヽ >.` 丶.--彡' / ', ゝ. \ハ. / || / ', }ヘ、__ノ ..イ7 ̄`丶. >=イ==─── イ ヽ \ l', /i!∨! / 〉. . イ | `丶 、 ̄ ̄ ̄ ̄¨‥ 、 \ K }イ i!ヽj! / 〃ヘ 、 | |! \ ..、__ ', ヽノヘリ . i! !. |イ / . ゝ─--、 i! |──--..._ 丶.\ . ¨¨‥、 . ,===ァ¨ X ’| }! j!. | / 、 ヽ \≧、. | 、 丶、ヽ .__ }! }!. /_/─'─\j i! .|! 丶 ≠ }_彡ヘ \__)へ、 ∨/ ≧──-、 \ 、 ',__ノ! リ/´ / __/___/_/_レ'´ \ / / |ハ ヘ∨ヘ}≧、 ゝァ ノ≧====、 \ゝ_j! 、/}! |!ノ}!─ァ / / /__j 丶 _../ 7 !ハ r=、j! | ト、\、 / ̄ ̄ ̄ヽ. \ノ } \/ ! !__/_/─/ 7 | \_≠ / / 〃 / リト、 ヽ 1\≦ ̄ヽ / ノ | | | | /___/‐ァ─- }レヘ. へ、 / / ノ ,、__〃へ、ヽ} ! ト≧、ヽ、 //─=彡' / .| ! |-ァ' / / | }| | .| \ / / / / / ,、 7リ .|ヘミ、ヽjイ ./\ / .! .| レ / ,' ノ ∨! | ゝ______>イ / / / / ,' \/ へ、リハ' / 丶、 く | ! | 〃 / | 7 入j 〉 ゝ 、弋 彡イ/ ≠ // 丶、/ / / 〉/// / \ 丶.! .| レ' ./ / ヘ { {、 /━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [部分編集] ・フォーゼ:LV30 Lノーマル LHP:200/200《能力値》 L体力:C L攻撃:B L防御:C L特攻:C L特防:B L素早さ:C【スキル】 L【マスクドライダー】:T終了時任意交代 L【必殺のエース】/C+2/攻撃/特攻+2 タイプ相性 [部分編集] バトルの備考 長所 短所 [部分編集] プロフィール やんねぇ香の手持ち。 フォーゼ・エレキステイツ【やんねぇ香】へ進化。 戻る
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「ウチュウ、キタァ?」 【名前】 偽フォーゼ 【読み方】 にせふぉーぜ 【声】 天野浩成 【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ 【登場話】 第16話「正・邪・葛・藤」第46話「孤・高・射・手」 【分類】 偽者ヒーロー 【モチーフ】 仮面ライダーフォーゼ 【詳細】 リブラが自身の能力で姿だけを変えたフォーゼの偽者。 モジュールシステムなどのフォーゼの能力は使用できず、錫杖「ディケ」と額からのエネルギー波などを武器としている。 第16話ではペルセウスを説得しようとする弦太朗の前に出現、フォーゼが2人もいる筈ないと驚愕する弦太郎が変身した本物と交戦する。 ガトリングモジュールの弾丸をディケで弾き飛ばすなどで圧倒し、その戦法でフォーゼもようやく正体に気付く。 第46話ではレオと交戦中のピスケスからホロスコープススイッチを奪う為に出現する。 背後から攻撃した直後にリブラの姿に戻り、動揺を誘った後にレオとの連携攻撃で戦意を喪失させ、スイッチを奪い取った。 【余談】 上記の台詞はフォーゼの決め台詞だが、本物の発言を直後に真似ており、当の本人から「真似するな!あとテンション低い!」と批評された。
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「あなたが決める」--甲鱗十二使徒決定戦 12――マジックの神秘数 マジックには12という神秘的な数字があります。マジックプレイヤーで、12という数字に触れなかった人はいないでしょう。1枚のカードを12種、2枚のカードを6種、そして3枚のカードを4種。4枚3種もしかり。 12という数字は(最大、同じカードを4枚ずつしか入れられないマジックにおいて)、一種の完全数です。4と、8と、12は、デッキ構築という神聖な儀式において、常に考慮されるべき数字でした。あの伝説的なデッキ、12Scaledもそうでしたし、浅原晃氏が構築した『C. O.』では、サイドボードから12枚ものアンチ・アーティファクト・カードを導入して、ガンメタ状態にしていました。 甲鱗のワームに付き従う《12》のワーム そして、甲鱗十二使徒。――キャリアが短いプレイヤーの中には、この名を知らない人もいるでしょう。しかし、あなたが一度でもライブラリーからドローした事のある人間なら、《甲鱗のワーム》の名を知らないことはないはずです。そう、甲鱗十二使徒とは、伝説のカード《甲鱗のワーム》に仕える、名誉ある12体のワームのことなのです。長年、我々WotC社の甲鱗のワーム特設チームでは、《甲鱗十二使徒》について協議を行ってきました。その記録は十年以上前にさかのぼります。かつて――アイスエイジ発売当時、この栄えある12体を決めるために、特設チームは昼夜を徹して議論を行いました。当時のマーク・ローズウォーターはこの計画のため、卒倒寸前にまで過労が重なり、アイスエイジのカード・ファイルを紛失するほどのありさまでした。しかし、最終段階でワーム・カードが5枚しかないことに気づき、この計画は頓挫しました。 ScaledWurm.jpg 時は流れ、ワーム・カードは増え続けました。新しいセットが開発されるたび、《甲鱗十二使徒》はネット・フォーラムのユーザも参加し、決定される寸前にまでなりました。しかし、次のセットには必ず新たなワーム・カードが登場するのです! 我々はそのたびに、計画を白紙に戻さざるを得ませんでした。 今こそ じゅうに 分に考慮、決断のとき そう、もうたくさんです! 我々は今回、この長年に及ぶ議論に、しかるべき決着を付けようと思っています。マジック・コア・セット10版発売の今こそ、《甲鱗十二使徒》を決定し、甲鱗のワームを頂点とする世界組織を作り上げる手助けをする時期として適切なのでしょう。 しかし、当然のことながら、我々WotC社のものだけで、自由勝手に決めることはできません。そんなことをしたら、苦情と抗議で米国のあらゆるサーバがひっくり返ってしまうでしょう(それこそ、甲鱗のワームが駆け抜けたレッド・ゾーンのように)。ならば、誰が決めるべきか? -答えは明白です。 あなたが決める! 今日 じゅうに 企画を説明するよ! 《甲鱗十二使徒》を決定するために、我々は50体ものワーム・カードと、強力なトークンを呼ぶカード4枚、そしてワームの歯を用意しました。このページには、それらマジックに登場する《甲鱗のワーム》を除いた、全てのワーム・カードが並んでいます。 その数、実に50体+4スペル+1個。 あなたはこれらのカードに、自由に投票することができます。《甲鱗十二使徒》にふさわしいと思われる、ワーム・カードを選び、投票ボタンをクリックしてください。なお、投票できる回数権利は、最大で12票です。 天地がひっくり返ろうが、どうしても使徒に加えたいというお気に入りの1枚に、12票丸ごと入れることもできます。12枚のカードにちまちまと割り振ることもできます。 この投票は2007年8月3日から、2007年8月16日まで行われます。(投票は終了しました) その後、投票数を集計し、上位12位までを《甲鱗十二使徒》として採用します。彼らはかつてないほどの栄光と名誉に輝くことになるでしょう。 それでは、WotC社はあなたの投票を待っています! バニラ部門 《能力を持たない=最強。甲鱗様の直系となるバニラ・ワーム達》 Streetbreaker Wurm / 通り砕きのワーム (3)(赤)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Guildpact,コモン 6/4 Illus.Greg Hildebrandt (133/165) Plated Wurm / 板金鎧のワーム (4)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Portal Second Age,コモン 4/5 Illus.Daniel Gelon (141/165) Barbtooth Wurm / 棘状歯のワーム (5)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Portal Second Age,コモン 6/4 Illus.Rebecca Guay (122/165) Craw Wurm / 大喰らいのワーム (4)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Tenth Edition,コモン 6/4 Illus.Richard Sardinha (257/383) Spined Wurm / 針刺ワーム (4)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Tenth Edition,コモン 5/4 Illus.Carl Critchlow (298/383) Whiptail Wurm / 鞭尾のワーム (6)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Portal,アンコモン 8/5 Illus.Una Fricker (192/215) 超大型部門(8マナ以上) 《ワームといえばファッティ、大きくなければ甲鱗様をお守りすることなどできない》 Autochthon Wurm / 土着のワーム (10)(緑)(緑)(緑)(白)(白) クリーチャー — ワーム(Wurm) Ravnica City of Guilds,レア 召集 トランプル 9/14 Illus.Michael Phillippi (191/306) Deathcoil Wurm / 死のとぐろのワーム (6)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Portal Second Age,レア あなたは「死のとぐろのワームは、自身がブロックされなかったかのように、 その戦闘ダメージを防御プレイヤーに与える」ことを選んでもよい。 7/6 Illus.Rebecca Guay (125/165) Symbiotic Wurm / 共生のワーム (5)(緑)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Onslaught,レア 共生のワームが場から墓地に置かれたとき、緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・ トークンを7個場に出す。 7/7 Illus.Matt Cavotta (289/350) Tunneler Wurm / 穴掘りワーム (6)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Judgment,アンコモン カードを1枚捨てる:穴掘りワームを再生する。 6/6 Illus.Jeff Easley (135/143) 小型部門 《足元の小石をも払う、小さな勇者達》 Saltskitter / 塩切り (3)(白) クリーチャー — ワーム(Wurm) Future Sight,コモン 他のクリーチャーが場に出るたび、塩切りをゲームから取り除く。 ターン終了時に、塩切りをそのオーナーのコントロールの下で場に戻す。 3/4 Illus.Chippy (14/180) Harvest Wurm / 収穫のワーム (1)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Weatherlight,コモン 収穫のワームが場に出たとき、あなたの墓地にある基本土地カードを 1枚あなたの手札に戻さない限り、それを生け贄に捧げる。 3/2 Illus.Stephen L. Walsh (130/167) Water Wurm (青) クリーチャー — ワーム(Wurm) The Dark,コモン3 Water Wurmは、対戦相手1人が島(Island)をコントロールしている限り、 +0/+1の修整を受ける。 1/1 Illus.Ron Spencer (38/119) Warping Wurm / ねじれのワーム (2)(緑)(青) クリーチャー — ワーム(Wurm) Mirage,レア フェイジング あなたのアップキープの開始時に、あなたは(2)(青)(緑)を支払ってもよい。 そうしない場合、ねじれのワームはフェイズ・アウトする。 ねじれのワームがフェイズ・インしたとき、その上に+1/+1カウンターを1個置く。 1/1 Illus.Scott M. Fischer (287/350) 他色部門(緑・黒以外) 《近視眼的になってはいけない。ワームはありとあらゆる次元と色に存在している》 Elder Land Wurm / 老いたるランド・ワーム (4)(白)(白)(白) クリーチャー — ワーム(Wurm) Fourth Edition,レア 防衛、トランプル 老いたるランド・ワームがブロックに参加したとき、それは防衛を失う。 (この能力はターン終了時に終わらない) 5/5 Illus.Quinton Hoover (24/378) Reckless Wurm / 無謀なるワーム (3)(赤)(赤) クリーチャー — ワーム(Wurm) Planar Chaos,アンコモン トランプル マッドネス(2)(赤) 4/4 Illus.Greg Staples (120/165) Scoria Wurm / 岩滓のワーム (4)(赤) クリーチャー — ワーム(Wurm) Tenth Edition,レア あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。 あなたがコイン投げに負けた場合、岩滓のワームをそのオーナーの手札に戻す。 7/7 Illus.Steve Firchow (227/383) Wild Wurm / 野生のワーム (3)(赤) クリーチャー — ワーム(Wurm) Tempest,アンコモン 野生のワームが場に出たとき、コインを1枚投げる。 あなたがコイン投げに負けた場合、野生のワームをそのオーナーの手札に戻す。 5/4 Illus.Randy Elliott (212/350) ステロイド部門 《緑といえば友好色の赤。守護するワームはステロイド・カラーこそふさわしい》 Segmented Wurm / 分節ワーム (3)(赤)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Tempest,アンコモン 分節ワームが呪文や能力の対象になるたび、その上に-1/-1カウンターを1個置く。 5/5 Illus.Jeff Miracola (269/350) Shivan Wurm / シヴのワーム (3)(赤)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Planeshift,レア トランプル シヴのワームが場に出たとき、あなたがコントロールする 赤か緑のクリーチャーを1体、そのオーナーの手札に戻す。 7/7 Illus.Scott M. Fischer (124/143) Battering Wurm / 乱打するワーム (6)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Guildpact,アンコモン 狂喜1 乱打するワームよりパワーが小さいクリーチャーは、これのブロックに参加できない。 4/3 Illus.Darrell Riche (79/165) 黒部門 《第二のワーム・カラー、黒。彼らが闇との交渉者となるか》 Barbed-Back Wurm / 刺のワーム (4)(黒) クリーチャー — ワーム(Wurm) Mirage,アンコモン (黒):刺のワームのブロックに参加している緑のクリーチャー1体を対象とする。 それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。 4/3 Illus.Gary Leach (105/350) Carrion Wurm / 屍肉ワーム (3)(黒)(黒) クリーチャー — ゾンビ(Zombie)・ワーム(Wurm) Torment,アンコモン 屍肉ワームが攻撃かブロックに参加するたび、 どのプレイヤーも自分の墓地にあるカードを3枚、ゲームから取り除いてもよい。 そうした場合、このターン、屍肉ワームは戦闘ダメージを与えない。 6/5 Illus.Glen Angus (55/143) Trench Wurm / 塹壕のワーム (3)(黒) クリーチャー — ワーム(Wurm) Invasion,アンコモン (2)(赤),(T):基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。 3/3 Illus.Wayne England (127/350) Waning Wurm / 衰退するワーム (3)(黒) クリーチャー — ゾンビ(Zombie)・ワーム(Wurm) Planar Chaos,アンコモン 消失2 7/6 Illus.Alan Pollack (83/165) Golgari Rotwurm / ゴルガリの腐れワーム (3)(黒)(緑) クリーチャー — ゾンビ(Zombie)・ワーム(Wurm) Ravnica City of Guilds,コモン (黒),クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。 そのプレイヤーは1点のライフを失う。 5/4 Illus.Wayne England (210/306) テクニカル部門 《プレイスキルによって強化されるワーム達。甲鱗様の用兵術を持ってすれば、彼らも全力発揮》 Arrogant Wurm / 尊大なワーム (3)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Torment,アンコモン トランプル マッドネス(2)(緑) 4/4 Illus.John Avon (120/143) Havenwood Wurm / ヘイヴンウッドのワーム (6)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Time Spiral,コモン 瞬速 トランプル 5/6 Illus.Stuart Griffin (199/301) Dirtcowl Wurm / 泥衣のワーム (4)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Tempest,レア 対戦相手が土地1つをプレイするたび、泥衣のワームの上に+1/+1カウンターを1個置く。 3/4 Illus.Dan Frazier (221/350) Metamorphic Wurm / 変態するワーム (3)(緑)(緑) クリーチャー — 象(Elephant)・ワーム(Wurm) Odyssey,アンコモン スレッショルド — あなたの墓地にカードが7枚以上ある限り、 変態するワームは+4/+4の修整を受ける。 3/3 Illus.Thomas M. Baxa (250/350) Panglacial Wurm / 氷河跨ぎのワーム (5)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Coldsnap,レア トランプル あなたは氷河跨ぎのワームを、あなたが自分のライブラリーから カードを探している間に、自分のライブラリーからプレイしてもよい。 9/5 Illus.Jim Pavelec (116/155) Pouncing Wurm / 飛びかかるワーム (3)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Planar Chaos,アンコモン キッカー(2)(緑) キッカー・コストが支払われていた場合、飛びかかるワームはその上に +1/+1カウンターが3個置かれた状態で場に出るとともに、速攻を持つ。 3/3 Illus.Williams O Connor (136/165) ハイパワー部門 《コストに対して莫大なパワーを発揮する、コスト・パフォーマンスに優れたワーム軍団》 Argothian Wurm / アルゴスのワーム (3)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Urza s Saga,レア トランプル アルゴスのワームが場に出たとき、どのプレイヤーも土地を 1つ生け贄に捧げてもよい。そうした場合、アルゴスのワームを そのオーナーのライブラリーの一番上に置く。 6/6 Illus.Kev Walker (236/350) Endless Wurm / 無限のワーム (3)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Urza s Saga,レア トランプル あなたのアップキープの開始時に、あなたがエンチャントを1つ 生け贄に捧げない限り、無限のワームを生け贄に捧げる。 9/9 Illus.DiTerlizzi (249/350) Fallow Wurm / 休耕地のワーム (2)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Weatherlight,アンコモン 休耕地のワームが場に出たとき、あなたが土地カードを1枚捨てない限り、 休耕地のワームを生け贄に捧げる。 4/4 Illus.Stephen L. Walsh (126/167) Mungha Wurm / ムンガ・ワーム (2)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Prophecy,レア あなたは、あなたのアンタップ・ステップの間に、土地を1つしかアンタップできない。 6/5 Illus.Greg Staples (119/143) Tempting Wurm / 誘うワーム (1)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Onslaught,レア 誘うワームが場に出たとき、対戦相手はそれぞれ自分の手札から 好きな数のアーティファクト・カードとクリーチャー・カードと エンチャント・カードと土地カードを場に出してもよい。 5/5 Illus.Bob Petillo (291/350) Thundering Wurm / 轟きのワーム (2)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Portal,レア 轟きのワームが場に出たとき、あなたが土地カードを1枚捨てない限り、 轟きのワームを生け贄に捧げる。 4/4 Illus.Paolo Parente (189/215) ローパワー部門 《でかいだけが強さじゃない、触れると小さくなり、やがて消えていく優しさを兼ね備えたワーム》 Johtull Wurm / ジョータル・ワーム (5)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Fifth Edition,アンコモン ジョータル・ワームがブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで、 それ自身のブロックに参加している最初のクリーチャーを除いた クリーチャー1体につき、-2/-1の修整を受ける。 6/6 Illus.Ian Miller (306/449) Jungle Wurm / ジャングル・ワーム (3)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Mirage,コモン ジャングル・ワームがブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで、 それ自身のブロックに参加している最初のクリーチャーを除いた クリーチャー1体につき、-1/-1の修整を受ける。 5/5 Illus.Tom Kyffin (224/350) Ravaging Riftwurm / 残虐無道の裂け目ワーム (1)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Future Sight,アンコモン キッカー(4) 消失2 キッカー・コストが支払われていた場合、残虐無道の裂け目ワームは その上に追加の時間カウンターが3個置かれた状態で場に出る。 6/6 Illus.Michael Phillippi (135/180) 増える・除去に強い部門 《甲鱗様をガッチリお守りする、堅固なワーム達》 Nesting Wurm / 巣ごもりワーム (4)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Nemesis,アンコモン トランプル 巣ごもりワームが場に出たとき、あなたは自分のライブラリーから 名前が《巣ごもりワーム》であるカードを最大3枚探し、 それらを公開してあなたの手札に加えてもよい。 そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。 4/3 Illus.rk post (107/143) Penumbra Wurm / 暗影のワーム (5)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Apocalypse,レア トランプル 暗影のワームが場から墓地に置かれたとき、トランプルを持つ 黒の6/6のワーム(Wurm)クリーチャー・トークンを1個場に出す。 6/6 Illus.Jeff Easley (84/143) Phantom Wurm / 幻影のワーム (4)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm)・スピリット(Spirit) Time Spiral,アンコモン 幻影のワームは、その上に+1/+1カウンターが4個置かれた状態で場に出る。 幻影のワームにダメージが与えられる場合、そのダメージを0に軽減する。 幻影のワームの上から+1/+1カウンターを1個取り除く。 2/0 Illus.Alan Pollack (211/301) Plated Slagwurm / 板金鎧の金屑ワーム (4)(緑)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Mirrodin,レア 板金鎧の金屑ワームは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。 8/8 Illus.Justin Sweet (127/306) トランプル部門 《とりあえずワームならトランプルだろうという、ハードボイルドなワーム達》 Yavimaya Wurm / ヤヴィマヤのワーム (4)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Urza s Legacy,コモン トランプル 6/4 Rootbreaker Wurm / 根切りワーム (5)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Ninth Edition,アンコモン トランプル 6/6 Illus.Richard Kane Ferguson (267/350) トークン部門 《番外編、バニラ・トークンを出す甲鱗様の弟子達》 Crush of Wurms / ワームの突進 (6)(緑)(緑)(緑) ソーサリー Judgment,レア 緑の6/6のワーム(Wurm)・クリーチャー・トークンを3個場に出す。 フラッシュバック(9)(緑)(緑)(緑) Illus.Christopher Moeller (110/143) Roar of the Wurm / ワームの咆哮 (6)(緑) ソーサリー Odyssey,アンコモン 緑の6/6のワーム(Wurm)・クリーチャー・トークンを1個場に出す。 フラッシュバック(3)(緑) Illus.Kev Walker (266/350) Wurmcalling / ワーム呼び (X)(緑) ソーサリー Time Spiral,レア バイバック(2)(緑) 緑のX/Xのワーム(Wurm)・クリーチャー・トークンを1個場に出す。 Illus.Jeff Easley (234/301) Wurmweaver Coil / ワーム編みのとぐろ (4)(緑)(緑) エンチャント ― オーラ(Aura) Guildpact,レア エンチャント(緑のクリーチャー) エンチャントされているクリーチャーは+6/+6の修整を受ける。 (緑)(緑)(緑),ワーム編みのとぐろを生け贄に捧げる: 緑の6/6のワーム(Wurm)・クリーチャー・トークンを1個場に出す。 Illus.Mitch Cotie (99/165) その他部門 《その他の能力を持つワーム。と、ワームの歯》 Roaring Slagwurm / 咆哮する金屑ワーム (5)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Darksteel,レア 咆哮する金屑ワームが攻撃に参加するたび、すべてのアーティファクトをタップする。 6/4 Illus.David Martin (83/165) Winding Wurm / 巻きつくワーム (4)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Urza s Saga,コモン エコー(4)(緑) 6/6 Illus.DiTerlizzi (285/350) Siege Wurm / 包囲ワーム (5)(緑)(緑) クリーチャー — ワーム(Wurm) Ravnica City of Guilds,コモン 召集 トランプル 5/5 Illus.Carl Critchlow (183/306) Wurm s Tooth / ワームの歯 (2) アーティファクト Tenth Edition,アンコモン プレイヤーが緑の呪文をプレイするたび、あなたは1点のライフを得てもよい。 Illus.Alan Pollack (346/383)
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8月6日の映画「劇場版仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル」 でフォーゼが登場して頭突きやロケットスイッチとマジックハンドスイッチを披露する
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 番外編 「郵便でーす」 「焔ー、今手離せないから代わりにでてちょうだーい」 「はーい」 正義の定義~番外編~ 「異形の花屋さん/AnotherWorld」 「郵便です、ハンコ、お願いしますね」 「はいはい」 カンカンと照りつける夏の太陽。外から入る茹だる暑さにチリンと鳴るドアに掛けられた風鈴が 来客を伝える。室内は色とりどりの花に彩られ、香水を純水で薄めたような香りが鼻内を心地よく駆け巡る。 来客は、背中に獣の翼を生やした配達員の少女だった。少女は家の人間に封筒を手渡すと、 「ぁりがとうございましたぁあ~」 と、文頭が聞き取りにくい挨拶を軽く頭を下げつつ言い、忙しない様子で次の配達へと向かっていった。 「お母さん、なんかお父さんから手紙来てたよ」 「あらあら、今度はエジプトからですって」 封筒を受け取った少女、焔は母親の元にそれを持ってくる。どうやら父親からの物のようだ。 封筒の中身は現地の様子をやや誇張気味に書いた父親の直筆の手紙とピラミッド等の造形物が映った 写真数枚。本人の元気な様子が伝わってくるようだ。 「エジプトかぁ、どんなとこかな?」 焔は父から送られてきた写真を眺め、未知の土地に想いを馳せる。 「ミイラ男とかいたりするかもよ!?」 焔の母親が茶化す。今の時代、吸血鬼や狼男が普通にその辺を歩いている訳で、今更ミイラ如きでは 驚きもしないが。 「おーっす!」 またしても来客。今度は顔見知りの人間が来た。 「ん?あ、タケゾー。学校はもう終わったの?」 「おうよ!」 「こんにちわほむっち!ほむっちのお母さん」 「あらあら、タケゾーくんもカナミちゃんも、こんにちわ」 丸坊主のやんちゃそうな少年、タケゾーとその幼馴染カナミであった。二人とも、通気性の良さそうな 半袖の衣服を着ていた。学校帰りなのか、二人ともカバンを背負っている。 「相変わらずこの店は人がいないなぁー!」 「こらタケゾー!失礼でしょ!」 ゴツン。カナミの拳がタケゾーの脳天に落ちる。鈍い音がした頭部をタケゾーは押さえ「なにすんだ!」と カナミに詰め寄る。まぁまぁ、と焔の母親が人数分の麦茶を持って止めに入るまで二人が言い争いをするわけだが。 「ぷっはー!うめー!」 「夏場はこれに限るよねー…」 くだらない喧嘩も、この夏を乗り切る心強い味方を口にすればすっ飛んでしまった。薄い褐色の凄い奴。 温いと微妙な味のそれも、夏場でキンキンに冷えたその飲み物に敵うものはいない。それが麦茶。 夏に無性に飲みたくなる飲み物の代表である。 「あはは、まぁ…この花屋が人こないのはほんとなんだけどね」 騎龍親子が営むこの店はお花屋さん。尤も、客は殆ど来ないのだが… 「…おいおい、どうやって店持たせてんだぁ…」 タケゾーは心底呆れたような顔をして言った。 「大丈夫よ~?企業とかがまとめて買っていったりするし、そもそも固定の顧客さんが居るからまず 食いっぱぐれることはないの」 タケゾーの背後から、焔の母親がニコニコとタケゾーの疑問に答えた。大抵の花屋はそんなもんだろうと 妥当なところである。 店の表のベンチに腰掛ける三人。本日は晴天なり、曇のない一面の青が空という天井を覆い尽くす。 道行く人々を見てみると皆、角があったり獣耳があったり。今となっては人間種以外がこうして街を歩くのも 珍しい事じゃない。 パキパキと、コップの中の氷が溶け音を立てる。溶けて小さくなった氷が、上に乗る氷をささえきれなく なってカランと音を立てて褐色の水溜りに着水する。 「今日さー、体育の授業の時ふと思ったんだけどよ」 「たまに『ブルマ下に履いてるからスカートめくられてもはずかしくないもん!』みたいなのあんじゃん?」 「うん」 「俺にしてみりゃブルマもパンツも変わんない訳よ!だからあれおっかしいとおもうんだよなー!」 タケゾーはアホみたいなことを言い出した。カナミはまた始まったと言わんばかりにタケゾーから距離を置いた。 「そもそもよ、ブルマなんて、紺色のパンツじゃねーか!ブルマだから恥ずかしいくない! っていう自信はどっから来んだよ女子諸君!!」 「いや…そんな事聞かれても…ねぇ、ほむっち」 「た、たしかにそうだ…!!」 「いやいや、何真に受けてんのさほむっち。それを認めたら、体育の時間私達みんな パンツ一丁で授業受けてることになるんだけど」 「え…違うのか?」 「違うわ!お前はどういう目で体育の時間女子のこと見てんだ!」 「…そんなの…年頃の男子にきくなよな」 「キモ!顔赤らめるなキモイ!」 「キモイとか言うんじゃねぇよ!体育の時間パンツ一丁で授業受けてるお前の方がよっぽどキモイわ!」 「だから違うって!」 「え…カナミちゃんパンツ一丁で体育の授業うけt」 「あーもー糠に漬けんぞお前ら!!」 カナミは自分の周りの人間がアホしかいないことに絶望した。 「あ…ちょっと待て。これって、パンツじゃないから恥ずかしくないもんってアレの原理と同じなんじゃね!」 「それだよタケゾー!」 「…二人とも…ホントバカ…」 だがそのバカさ加減があるから、見ていて飽きないのだ。 「夏だなー」 「夏だねー」 「そんな事は言わなくてもわかってるよ二人とも馬鹿みたいに口開けて馬鹿みたいに当たり前のこと言わなくていいから」 「ばかばかうっさいわばーか!ヴぁーか!」 夏になると「夏だねー」って言ってしまうのはなぜだろう?春や秋は桜や紅葉した木の葉を見なければ 季節を実感することなどできないというのに。やっぱり気温か。暑けりゃ夏になるわけだ。そりゃちょっと 待ってくだしいお天道様。外国じゃ冬に水上スキーをできる国もあるわけで、とまぁ何が言いたいかと言うと 日本の四季って素敵よねってことであり。 「つうかもうすぐ夏休みかー!」 「そうだけど?」 タケゾーが思い出したように言う。夏休みといえば子供達にとっては楽しいこといっぱいの大型連休である。 海に山に。祭りに花火に。ぼっちの心を抉るイベント盛り沢山である。 「なーつーやすみはー、やっぱりーみじかいー♪」 「焔まじやめてその歌、まだ夏休み始まってないのに終わった気分になる」 「ポッンキッキで毎日のようにながれてるよ?」 「ポンッキッキだし!」 「いや、二人とも違うから」 「PwwwwwwPwwwww」 「Pちゃんの真似すんな!」 「いっぽんでもwwwwwにんじんwwwwwww」 「ぴwwwぴぴぴぴwwwwwぴーかそもwwwwだヴぃんちもwwwwww」 「コキャ(タケゾーの首を捻る音)」 「あばばばばばばばば」 「…ってぇー…」 首の具合を確認するように首をゴキゴキと鳴らすタケゾー。 「自業自得だし」 「んだとカナミィ…!こっちは危うく天国のおっぱいが見えるところだったんだぞ…」 「ちょっと言ってる意味がわからない」 「天国にいる誰かの脱衣してておっぱいが見えそうだったんだよ…くそ…あとちょっとで…!」 (駄目だこいつ…早く何とかしないと…) カナミは心の底からタケゾーの頭を心配した。幼い頃からどつきすぎたかなぁ…なんて考える カナミであったが、恐らくそれは関係ない。 ………………………… 「あっ、わんちゃん!」 焔は立ち上がり、ある一点を指を指す。そこには暑さに負け、ゴロンと地べたに寝っ転がる雑種犬がいた。 冬は元気に庭駆け回る犬も、夏の暑さの前にはかなわない。照りつける太陽光の前に為す術も無く ただただ身を焦がす。焔は犬は毛に覆われているから自分達の数倍は暑いんだろうなぁと思った。 そしてただ見てるのも可哀想なので麦茶を少し分けてやった。 「わー、よくのむねー!」 「よっぽど喉がかわいてたんだーこのワン公」 「わんわんお!わんわんお!」 「お?元気になった?」 「わんわんお!」 「きゃあ!?」 元気になった犬は焔に飛びつき、馬乗りのような状態になる。その感謝の気持ちをぺろぺろと 舐める事で伝える。 「やん!くすぐったいよぉ~」 (今の声なんかエロい…) 「おい何鼻の下伸ばしてんだカナミ」 いつの間にかカナミの背後にいたタケゾー。驚いたカナミはビクっと肩を震わす。 「別に、鼻の下なんか伸ばしてないし!」 「どうせエロいことでも考えてたんだろ」 「た、タケゾーと一緒にしないでくんない?」 「俺はちゃんと女性器のことしか考えてねぇよ」 「何がちゃんとなんだよおい」 「つーか、この焔と犬…端から見たら獣姦に見えないこともねーよな…獣姦ワッショイ!」 「おまわりさーん」 「くぅーん…」 「なんかいついちゃったね、この犬」 「ただ単に日陰に寄ってきただけだろうけどなー」 三人の座るベンチのとなりで、だらしなく横たわる先程の雑種犬。見ているこっちまで力が抜けて しまいそうなだらけっぷり。癒し系である。脱力系アニマルと言うのは、どうしてこうも愛らしいのか? それは簡単な事。動物とは普段本能的に何に対しても警戒を怠らないものである。特に犬なんてものは 元々狼の血筋な訳であるから尚更である。そんな動物たちが無防備になるそこに何かがあるというか… わかりやすく言うと「ギャップ萌え」である。 「くそこの獣姦未遂め…焔を獣姦するのは俺が先だいうのに…あぁ母乳飲みてー…ウヒヒ…」 タケゾーが何かブツブツ言っていたがカナミは聞かないようにした。 『ネコニャンダンスネーコニャンダンスーネコニャンダンスー♪(デレデデッテレ)』 「あ、カナミちゃん携帯鳴ってるよ」 「あ、ほんとだ」 「今時の小学生は生意気にも携帯なんぞ持ってんのか、全くエロ動画落とすことしかしないクセに」 「うっさいわタケゾー!…えー…スタンディバーイ」 「・・・・」 「・・・・」 「早く出ろよ」 「あたしがボケるとこの仕打なんなの」 「わかるよ!555のデルタの真似だよね?」 「やめて!ネタ解説とか一番きついからやめて!」 「いいから早く出ろよベント」 「言われなくてもわかってるベント」 「…で、何の電話だったんよ?」 「なんか『虹の根元って触れるんですかぁ?』ってだけ言われて切られた」 「…彼は今何をしているのだろうか?」 「知り合い?」 「しらねーよ」 「タケゾーって言葉のキャッチボールする気ないよね」 何をする訳でもなく、暇を持て余す三人。僅かな風も、この暑さでは熱風でしか無い。 地球温暖化だ何だと根拠もなく騒いでいる連中の話をホイホイ信じてしまいそうな暑さだ。 そんな暑さだから、外出する者も殆どいなくなった。誰もいない街中。都心から少し離れたこの街は、 そこまで田舎というわけではない。地方都市程度の栄え具合か。近くに海があって、塩の香りがする 良い街だ。三人ともこの街が好きだった。もし自分達がこの街以外に生まれていたら、 きっと碌な目にあっていないだろうと理由もなくそう思っていた。 ふと、この炎天下の中、一人のがたいの良い男が歩いているのが見える。何やら色々荷物を抱えているようで辛そうだ。 「おーおっちゃん辛そうだなー!どうしたん?オナ禁してんの?」 タケゾーが男に声をかける。あんまりにも辛そうな顔をしていたのでつい声をかけてしまったようで。 「ん?あぁー…ちょっと何か、飲むもんはねぇかな嬢ちゃん達」 「麦茶がありますよ、どうぞ」 焔はコップに麦茶を注ぎ、男の元へと持っていく。男は「ありがてぇ!」とぐびぐび麦茶を一気に飲み干した。 豪快な飲みっぷりだ。顎に飲み零した麦茶の雫が伝う。雫が垂れそうになったところを男は腕で拭い、 焔に感謝の言葉を述べた。 「いやぁ、悪いなぁ嬢ちゃん達。こんな見ず知らずのおっさんに飲み物を恵んでくれるなんざ… 最近の若者も捨てたもんじゃねぇ…」 「いえいえ、こんなものでよければ…お役に立てて嬉しいです」 「へへ…俺はね…割れ鐘ゴンドーっつー名前で噺家をしてるモンなんだがな、 お礼に一つ、小噺でも聞いてみてくれないかい?」 「ほんとーですかぁ!噺家さんだってカナミ!タケゾー!」 「ほぇー」 「聞いてやらんことも無いぜ!」 「おうおう。じゃあ一つ御咄を……語りはあっし、割れ鐘ゴンドーが努めさせていただきやす…」 ………………………………… 「…てなもんで、この話は終りでごぜえやす…」 「わー凄い」(ホントは微妙だなんて言えない) 「なんていうか…あんまり面白く無いですね」 「わー!ほむっち何本当のこと言ってんの!?」 「おまえもおまえも」 「ハッハッハ…正直な嬢ちゃんだなぁ~!」 男、ゴンドーの口からは軽い笑いが出てくる。焔の言葉にショックを受けるかと思いきや、 案外本人も自覚しているようだった。 「まぁ、今んとこはつまんないけどよ?おっちゃんはこれから仲間をた~くさん集めて。一座を開く つもりなんだ。一座が形になった時に俺の話、聞きに来てくれよ。そんときゃたっぷり笑わせてやる。 覚悟しとけよ~?」 ゴンドーは自信に満ちた笑みを浮かべて言った。 「そうだったんですか…あ、そうだ」 焔は店の中へと引っ込んでいく。数分後、店から出てきた焔の手に抱えられていたものは、ピンク色の 花びらが内側に向いて曲がっている花だった。 「嬢ちゃん…これは…?」 「ルピナスの花です。花言葉は『多くの仲間』…沢山のお仲間ができるといいですね?」 「おお…あんがとよ…嬢ちゃん…!」 「ほむっちやる~!」 花を受け取ったゴンドーは、三人に別れを告げた。そして、またこの炎天下の中を進んでいく。 ゴンドーの旅路は明るいものであった。まだ見ぬ仲間に希望が溢れている。ゴンドーの足取りは、 心なしか先程よりも随分軽くなった。 「にしてもさっきのほむっちの粋な計らいには感動したよ」 「ほんとほんと。焔は頼れる姉って感じだよなぁ~」 「何で姉なのかな…?」 「あれ、なんでだろ?」 …………………………… 「いらっしゃませこんにちわー」 「こんにちわ」 花屋に珍しい来客だ。黒く美しい髪…陽の光にあてられずに育ったのかと言うほど白い肌。 そんな美女が店内へと入っていった。 「…今の人、凄いべっぴんさんだったねー」 カナミが珍しいものを見るような目で店内を覗きつつ言う。同性の目から見ても美人…なのだろうか? 「でもあんまりペロペロしたくなるような顔じゃなかったな。キリッ」 「タケゾーはもう黙ってた方がいいよ」 「何者にも俺の自由を止める権利は…ない!」 「法に抵触したら嫌でも止められるだろうけど」 「童貞捨てるまで俺は死ねない…!」 「キモイわーこの人」 「あはは…」 さすがの焔も若干引き気味であった。 「すみません」 ここで店の中から先程の美女が出てきた。 「どうなさいました?」 これでも店の人間である焔は美女に応える。 「あなたこの店の方ですよね?」 「はいそうですよ?」 「花を…選んで欲しいのです」 「へぇ…親族の方に会うんですか…」 「そうです。たくさんいますから、たくさん買わなくてはいけません」 美女の名前はかぐやといった。何でも全国にちらばる親戚に会うため徒歩で旅をしているそうだ。 因みに彼女ではなく彼だった。 「徒歩で…大変ですね…」 「大変です。けど苦ではありません。会いたいですから、皆に」 「…それじゃあ私からもこれを」 焔は山茶花をかぐやに手渡す。 「これは、山茶花ですね」 「困難な旅になるでしょうけど、それに打ち勝ってください!…って願いを込めてみました」 「…ありがとうございます。有り難く、受け取っておきましょう」 かぐやは花を受け取り、花束に加える。そしてそれをレジに持って行き、会計を済ませると 焔に軽く会釈をして、店のドアのノブに手を掛けた。そして去り際に一言、こう言った。 「お互い、色々苦労しましたね。では、さようなら…」 「…?」 焔はその言葉の意味を理解することはできなかった。意味深な言葉だったので…頭の中には強く残ったが…。 「えー!?さっきの人男だったのォー!?」 「うんそうみたいだよ」 タケゾーとカナミは酷く驚いているようであった。 「世の中には不思議があるもんだ!ねぇタケゾー」 「おち○ちんありでも私は一向に構わんッッ!!」 「あ、そうかこいつ何でもイケる口だった」 「俺の自慢の同田貫とおちんチャンバラしてほしかったなぁ…たのしいだろうなぁ…」 「なんだおちんチャンバラって」 「そりゃおまえ、おちんp」 「ああわかったから。もうそれ以上言わなくて良い」 「股間にフォースが集まって俺のライトセイバーはダークサイドに落ちちまった…だと!? う、うそだあぁぁぁぁーーー!!助けてケノービ!」 「 黙 れ !」 常識的に考えてケノービじゃなくてオビワンとよんでやれと思った。 ……………………… 日が落ちる。時刻は6時を過ぎた。気温が下がり、暑さも和らぐ。 赤から青に変わる黄昏の空に哀愁漂う街の情景。そろそろ街灯に明かりが点り、街は夜の姿へと 衣替えすることだろう。 タケゾー達もそれぞれの両親が待つ家へと帰ることにする。帰れば何てこと無いいつも食べてる母親の作った夕飯とロードショーで毎年やるラピュタとか、時かけとかが待っていることだろう。 「じゃあな焔!また明日ー!」 「ほむっちじゃあね~」 帰路へつく二人を見送る焔。街中へ消えていく二人を確認すると、焔は一人、店のベンチに腰掛けた。 「あぁ、なんだか…充実した一日だったなぁ…」 今日やった事といえば、カナミ達とくだらない話をして、ゴンドーに麦茶を差し入れ、そのまま噺を聞いて、 かぐやの花を選んで…って結構色々やっていた。 「…でも…なんだろう…?」 「…この、何か物足りない…何かが足りないような…そんな感覚…」 焔の今はとても充実していた。充実しているはずだった。 にもかかわらず、心にポッカリと空いた大きな穴。焔はこの穴の正体がわからないでいる。 「私は…」 ―誰か大切な人を…忘れている気がする…― 「…?何でこんな事を…?」 この世界とは全く逆の、悲しい世界の事など、この焔は知らない。当然…”彼女”の事も知るわけがない。 「…わからない…わからないけど…」 あるはずのない記憶など、思い出せる訳が無いのである。 「この世界で生きてるからね、私達は。元気にやっているよ?」 私の、大切な…――へ… 「…って、誰に言ってるんだろ…」 焔は店の中へと入っていく。花屋はまだまだ営業中。次の客をただ、静かに待っていた。 潮風が吹く、この街で。 ―…これは、誰かが願った夢の続き。 ―…誰かが望んだ、世界の物語。 次回予告 …さて、来週の正義の定義は…! ―「ただいま戻りました、第二英雄…王鎖珠貴」 ―『私は、この人の事…知ってる気がするな…』― ―「…おまえがななばんめですか…?」― ―「…私に構わないで。邪魔」― ―「ヤツが開発した…通称"フュージョンデバイス"…」― ―「あなたの意思は、私が継ぐって決めたのに…!」― ―「正義って、なんだろうね…?」― 次回・正義の定義 第七話 「12人の英雄」 消されるなシェアワスレ 忘れるなその投下 上へ 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第6話 C 3/3 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第7話 1/2
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特撮ドラマ・平成仮面ライダーシリーズ『仮面ライダーフォーゼ』の主人公。 本名は如月源太郎。 変身した直後よく「宇宙キターー」と叫ぶ。 夢は学校中の生徒全員と友達になる事らしい。 BS1Iでは、野原しんのすけと共にハリウッド映画「ターミネーター」の世界に飛ばされてしまう。
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「宇宙キター!」 平成仮面ライダー第13作目で仮面ライダー生誕40周年記念作に当たる。『仮面ライダーフォーゼ』に登場する仮面ライダー。 該当するのは「フォーゼ」、「メテオ」、「なでしこ」。 同作では次作の『ウィザード』とのMOVIE大戦を含め、敵味方のキャラクターが昭和世代の特撮ヒーローのリメイキングが多いためか、単体の『クウガ』を除けばライダー数が最少。 映画作品でも独自ライダーは出なかった。 外伝小説では「イカロス」が登場。 序盤でフォーゼの活躍を見た野座間友子が都市伝説の英雄「仮面ライダー」のことを弦太朗に添えたことで定着し、『W』と同じく作中のライダーは「仮面ライダー」を自称している。 共通装備としてアストロスイッチを専用のドライバーにセットして変身する。 ライダーたちは宇宙から発生する神秘のエネルギーコズミックエナジーを力の源にし、 「フォーゼ」、「なでしこ」はスイッチに応じた武装をマテリアライズする武装具現型で戦う。 また、ドライバーを操作、もしくは専用武器に対応するスイッチを挿入することで、必殺技の「リミットブレイク」が炸裂。 なお、フォーゼの「コズミックエナジーを有効に活用する」という思想は、敵組織の「ゾディーアーツ」の根本的な原理と共有している。 元よりこの2つはかつてOSTOにいた2人の研究者の対立から派生したもので、「何世代を跨いでも確実にかつ安全にプレゼンターと接触する」という歌星緑郎、「負荷を考慮せずに人類を強制的に進化させてプレゼンターと邂逅する」という我望光明の考えがそれぞれに体現されてると言える。 一方でメテオの方は開発経緯が不明だが、関係者がタチバナしかいないことから彼なりの罪滅ぼしとしてフォーゼの支援のために親友の緑郎の研究を参考に作ったフォーゼの類似品と考えられる(互いのアストロスイッチの規格に互換性があることからも推察できる)。 なでしこの変身や戦闘能力の原理は彼女の正体のSOLUの力によるフォーゼの擬似的な「模倣」である。
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第7話 2/2 「・・・・」 人気の無くなった地下一階のエントランス。ぽつんと一人の小柄な人物が施設の奥へと進んでいた。 赤紫の妖艶な瞳。腰より下まで伸びた長く整った藍色の髪。背丈から恐らく小学校でいう 中高学年程度のそれだと推測される。そして二次性徴真っ只中の一番いい時じゃないかと今考えた そこの貴方はおそらくロリコンであろうことが容易に推測できる。 彼者(名称不明)は黒のゴスロリ服に身を包むまたしてもあざといだがそれがいい的な格好をしていた。 辺りが暗澹としていて全容は良く見えないが、以上の特徴から女性であるのは明瞭明白である。 「…何か…来る…」 「ふえぇぇぇぇぇっっっっっぇぇぇええええ!!」 施設の奥へと続くドアを蹴破り現れた黄色い閃光、いや幼女。 「…何なの…?」 「ふえぇぇい…おまえから…いぎょーのにおいがぷんぷんしやがるぜぇ…!」 「…わけわかんない。どいて、邪魔」 「ふぇ!いぎょーをとおすわけにはいきませぇーん!とおりたくばこの12えいゆートエルがあいてになりますし!!」 第十二英雄トエル。そそっかしい事においては右にでる者はいないおませなロボットだが戦闘能力に 関して言えば他の英雄達のお墨付き。少女は突然現れたトエルに些か感情の突起を見せるが、すぐに 傲然たる態度を取り戻しトエルを心底うざったそうに見つめた。 「…十二英雄?」 「そうですし!!さあかくごしろよこのやろう!きかんにしんにゅうしたことをふかくこうかいさせてやる!へ、ンシン!」 いざ、対峙せんとトエルはコードを入力し、その身に包む衣の姿形を変える。 『巫女フォーム!』 赤い袴に純白の着物上衣。世間ではそれを巫女さんと呼ぶ。世の男性の憧れの的、清楚純血聖なる 処女のイメージ強い巫女さん、…の衣装に身を包んだトエル。毎度のことながら官兵の趣味である。 対峙する少女は「何いきなりコスプレ披露してんだこの炉裏は」と唖然したが、それでも英雄。 何らかの戦闘技能は有していると考え、気を張り構えた。 「…そっちがそういうのするなら、私もする…」 「ふぇ?」 一方、少女が取り出したものは英雄達の持つオープンデバイスとよく似た、しかし禍々しい紅色の箱。 少女はそれを自らの正面に突き出し掲げ… 「今日は機嫌が悪い…だからあなたで遊ぶことにするから。…変身・装着」『"Fusion Load"』 「なんですあれは…あのぶったいからすごいいぎょーはんのうが…」 自分の腕へと押し当てる。すると箱の中から朱肉のような色の管が次々と伸び出し、少女の体に繋がり 絡みつき全身を覆う。 「ななななんですか!?グロテスクなのはキライ!ふぇふぇ!」 「…ぐっ…!」 少女の全身を覆う管がはじけ飛ぶ。ビタビタと正体不明の液体が飛び散る中、その場に立っていたのは…紅い鎧兜だった。 「やっぱりいぎょーだったのか!」 「…心外。あんなのと一緒にしないで。さあ、遊んであげる」 紅い鎧に紅い兜。全身が朱に染まり支配される。先程のゴスロリ少女は何処へ行ってしまったのか? 底知れぬ威圧感を放つそれはとても中に幼気な少女が入っているとは思えぬ風貌をしており、 纏うオーラは歴戦の雄そのものであり、殺気は刃物のように鋭くあんなものを一度向けられようものなら すくみあがり慄然せずにはいられないそんな様相であった。尤も、機械のトエルがそれを実感することはないが。 「それはおれとたたかうってかいしゃくで、いいのかなぁ…?」『"ジャンクション""ハルバート"』 そう言ってトエルは第五英雄青島の英雄武装である薙刀を出現させる。頭上でクルクルと回転させ、紅い鎧に刃先を向ける。 キラリと光る刃に映る鎧の姿。首を傾け、グリンと首をまわしゴキゴキと首を鳴らす。トエルは一切動じない。 静寂。その場だけを切り取ったような、完全なる静止。二人は永い間とも、一瞬とも取れる時間向かい合いそして… 「ふぇ!」 「…っ!」 同時に地を蹴り足を疾駆させる。30m程の距離が一気に縮まり、拳と刃が衝突する。鉄同士のぶつかる音。 強すぎる力のぶつかり合いに漏れた衝撃が空気を震わす。 トエルは間髪入れず、第二撃をくりだした。鎧の鉄篭手を払い下段からの切り上げ。勢い良く 振り上げられた刃は空を切る。鎧は僅かに体をずらし間一髪のところギリギリで斬撃を避けたようだ。 そんな思考をしている暇など無いと言わんばかりに鎧の鉄の拳がカウンターを仕掛けてくる。 トエルは薙刀の柄でガードしたが、パンチの衝撃が強すぎるのか僅かに後方へと後退る。 体制は崩れていない。すぐさま鎧の追撃がトエルを襲う。 「…面倒。さっさと負けて」 二連回し蹴りを繰り出す鎧少女。極めて低空ジャンプなバックステップで無駄なく回避するトエル。 しかし攻勢は終わらない。これでもかと斜め15°頭上から襲いかかる鉄に包まれた脚。 さすがの連撃に絶え切れなくなったトエルは『"ガード"』で防御を固め、無理のない守りを見せる。まもなくして防護壁に鉄の脚が接触した。 「…!?」 すると防御の要である防護壁にヒビが入る。滅多なことでは破れぬこの防壁を、彼者は キックで破ろうというのか。危機を察知したトエルはガードを解き、後方へとジャンプし距離を取る。 「…優勢。降参する?」 「へ!こんなのぜんぜんたいしたことありませんし!」『"エナジー""ハルバート"』 刃先にエネルギーが収束し、眩い光を放つ薙刀。鎧を見据え狙いを定めたトエルは薙刀を振り上げ… 振り下ろした。一点に集中していた刃先の光が三日月型となって刃を離れ、一直線に飛んでゆく。 その先には鎧兜。このタイミングで避けなければ回避は不可と思われるが、鎧は避ける気配を見せない。 受けるつもりだ。斬撃を真正面から受け止めるようである。鎧は脚を半歩ほど開き、拳を深く握ると腰を捻り 斬撃が飛んでくるのに合わせるようにしてその拳を突き出す。 「ふえぇ…」 突出された拳の前に、トエルの放った光は砕け散るようにして消失した。たかだかパンチ一発にそれが かき消されたとなれば、さすがのトエルも驚愕せずにはいられない。 「…続行?まだやるの?もうめんどくさい」 「…キーサーマァァァァ…!」『"ジャンクション""バズーカ"』 ―――… 「…陰伊さん。いつまで引き篭っているの?」 一階で死闘が繰り広げられている頃、冴島は一向に部屋から出てこない陰伊を説得しようと部屋の前でコミュニケーションを取る事に四苦八苦していた。 「いつまでそうしている気ですか!あなたはそれでも英雄なの?」 「…英雄…?」 「か、陰伊さん?」 ぼそりと陰伊が呟く声が返ってくる。とりあえず陰伊が自分の話を無視していない事がわかり、冴島はひと安心する。 「そうよ!あなたは英雄です。多くの人を助ける…」 「…私は人を殺しました。英雄なんかじゃ…ありません」 「それは…仕方なかったことです」 陰伊の憂悶の原因は人を殺したこと。後悔と懺悔の中でゆらぎ動く彼女の意思。迷う彼女の手を 引くのは大人の自分。冴島はまだ心幼き少女に憐愍の情を浮かべながらも話を続ける。 「あの時、私達が戦わねば、もっと沢山の人達が死んでいました」 「でも…あの子たちは…子供でしたよ!?」 「だから何です?子供だったら人殺しが許されるの?あなたは警備隊の人や町の人々が殺されていくのを黙っているつもりなの?」 「・・・・」 陰伊は黙りこむ。いままで彼女は幼稚な妄想を見て、甘い事ばかり言っていたが いざ現実を突きつけられると何も言えなくなっていたのだ。 「人一人軽々と殺せる力を持った者を捨ておく訳にはいかなかったんです。あれが…私達にとって最良の選択だったの」 「…冴島さん…」 「なあに?」 陰伊は、自分の甘さを恥じていた。しかしそれでも譲れないものが彼女にはある。 「…私、ある人の意思を継ぐために英雄になったんですっ…」 「…ある人?」 「そうです…その人は私の一番の親友で…尊敬できる人でした…」 「・・・・」 文末から察するに、そのある人というのはもうこの世にはいないのだろうと冴島は察した。 野暮なことには突っ込まないよう、彼女は沈黙に徹する。 「…あなたの意思は、私が継ぐって決めたのに…私はあの人の意思を継がなきゃいけないのにっ…」 「あの人の願いは…多くの人を助ける事…だから私は英雄になったんです…」 「でも…私は自分のしていることがもうわかりません。沢山を助けるために一つを犠牲にすることも… 何のために戦っているのかも…」 「正義ってなんなんですか…!何を信じて、私は戦えばいいんですか!」 「わ、私は…皆の言う『正義』を信じることができませんっ…一を犠牲にすることも…無理です…私は… 普通の人間なんだからっ…!英雄なんかじゃない普通の人間なの!そんな普通の私には…荷が重すぎます…」 「そうね。正義ってなんだろうね…」 「冴島さんも、わからないんですか…?」 「さあね?どうだったかしら。わからなくて悩んでいた時の事なんて…もう忘れちゃったわ。 何が正しいと思ってたのか…もう思い出せないもの。今は定められた規則に従うだけよ」 「それで…いいんですか?そんな…本当に正しいこともわからないまま戦うなんて…」 「信念だけじゃ人は救えません。時は待ってくれはしないの。今この時でさえも苦しむ人々が 大勢いるの。一人でも多くの命を救うために…アレが正しいこれが正しいと気にしている暇なんて無いの 結果的に人命が救えればそれでいいと私は思っているわ。何が正しいかわからないからと言って、 戦いを放棄することは許されない。それが英雄なんだから」 「そんな…!」 「あなたは自分から英雄になったのでしょう?いつまで逃げ続けるつもり?いつまで目を逸らすつもりなの…?」 「う…」 「現実を受け入れなさい。世の中なんてわからないことだらけよ。いちいち答えを求めていてはいくら 時間があっても足りないわ。そろそろ…陰伊さんも大人にならなくちゃね…」 「でも…でも…っ!」 「一人でも多くの人が助かる事…それが正義でいいじゃない。そうやって自己欺瞞でもしなくちゃ、戦っていけないわよ…?」 「私は…!」 ドコオオオオオオン!! 突然の轟音。上の階から聞こえてきたそれに陰伊の声は遮られてしまう。 「…何?今の音?」 只事ではない事態を察し、冴島は陰伊の事が心残りでありながらもその場を後にする。 残された陰伊は一人、部屋の中でドアを背に崩れ落ちる。がらんどうな天井を見て、放心する。 冴島に言われた様々な言葉が彼女の頭の中を駆巡っていた。果たして、陰伊は立ち直る事ができるのか… ―――… 「なんだよこれ…」 「あわわわ…施設が穴だらけだべさ…」 施設内で爆音が響く。機関の人間がそれに気がつかないはずもなく音源地へと人が集まりますと、 そこでは幼女と紅い鎧が暴れまわっているではないか。本来ならば襲撃だなんだと狼狽え浮足立つ 所だったが騒ぎを起こしているのがどちらも見知った者達だったため不思議と冷静を保つことが出来た。 それ以前にそもそもどうしてこのような事態に陥っているのか頭が付いていかなかった。 「そこぉーッ!!おちろぉーッ!」 どかーんどかーん! 「…当たらなければどうということはない」 トエルがバズーカを乱射する。どうやらあの紅い鎧を狙っているように見えるが… 「あの鎧って…第七英雄天草ちゃんだよなぁ…」 青島がよく知る鎧の少女を見てぼやく。そう…紅き鎧を纏うこの少女こそが第七英雄『天草 五姫(あまくさ いつき)』なのである。 「何呑気に観戦していますの!早く二人を止めなさい!」 このままでは大破どころでは済まなくなる。それを危惧した北条院は周りの人間に二人を止めに行くよう 促すが、あんなデッドスポットに自ら飛び込む命知らずは誰一人として存在し得なかったようで、 英雄デバイス所有者であっても止めに入ることをためらうような、つまりそれほどまでにトエルと天草の戦闘は激しかった。 「つうか北条院が行けばいいじゃん」 「な!?わ、私は…」 痛いところを突く青島。北条院は基本ヘタレであるのでこういった危ないことは他人任せなのである。 だがそれと同時に彼女はプライドが高い。少し煽ってやれば、自分の思い通りの結果になる事を青島は知っていた。 「へぇー、やっぱりなぁ、北条院はヘタレだからなぁ…」 「へ、ヘタレ言うな!」 「ヘタレじゃーん。ビビッてんじゃないの~?」 「この私が臆するわけありませんわ!いいでしょう!やってやりますわ!刮目なさい!私の『貴人』を!」 まんまと青島の策略に乗ってしまう北条院。無手勝流。戦わずして戦いに勝つ。 生き残る為にこれ以上の極意はない。ともかく、北条院に合唱を捧げなくてはならない事を先に言っておこう。 「第六英雄、北条院佐貴子。正義の名の下、悪を成敗します!」 武装展開した北条院。名乗り口上もほどほどに、大剣を抱え両者を止めに入る…のだが、まぁ予想通りというか、予想以上というか。 「邪魔を!」 「すんな!ふぇ!」 割って入る北条院をトエルと天草はボロ屑のようになぎ払い、後方50m程の壁まで吹き飛ばす。 その間わずか3秒。 「瞬殺はあんまりですってよ~~~~~~…」 「… 弱っ!」 「北条院さん瞬殺でしょや」 「もうちっと持つかとおもったんだけどなぁ~」 予想されていた事とはいえ、あまりに早過ぎる北条院の戦線離脱にますます止める気力が失せる野次馬一行。 そりゃだれだって命は惜しい。そうは言ってもこのままでは施設が崩壊してしまう。互いに叱咤督励し 「おまえが行け」「いやおまえが行け」等という不毛な押し付け合いが始まるのは時間の問題と思われた… がしかし、天は我らを見放してはいなかった…! ―『"イレブンソート"゙』― 「!?」 忽然として宙に現れる九本の剣。地に降り注ぐ刃の応酬。 「君達は少しおいたが過ぎる…」 互いに火花を散らすトエルと天草の間に入る一つの人影。彼の両手握られているのはそれぞれ種類の異なる二本の剣。 その刃先はそれぞれトエルと天草に向いており、二人の動きを静止させる。 「お、王鎖さ~ん!」 気の抜けた白石の声がしんと静まり返ったロビーに響く。その声はトエルと天草の間にいる青年へと送られたものである。 二人を止めたのは第二英雄・王鎖珠貴その人であった… ―続く― ―次回予告… 暑くて次回予告どころじゃ…かゆ…うま… 次回、正義の定義… 第八話 「LOST WORD」 次回もアンリミテッドな導きを… 皆夏場は熱中症に来をつけてね!ってことで投下終了 文では伝わりにくいので英雄武装を絵にし…しかし画力が足りない! ttp //loda.jp/mitemite/?id=1192.jpg 上へ 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第7話 1/2 正義の定義 ~英雄/十二使徒~ 第8話